にんにくの成分と作用

にんにくの成 分 と作 用、そ の 他

◆基本栄養素◆
エネルギー
138kcal(生ニンニク可食部100g内)
※大きさにもよりますが、可食部100gはニンニク1,5株~2,5株ほど

タンパク質    
8.4g(生ニンニク可食部100g内)

脂質
0.1g (生ニンニク可食部100g内)

糖質
28.7g (生ニンニク可食部100g内)

食物繊維
8.4 g (生ニンニク可食部100g内)
水溶性  5,8g
不溶性  2,6g

灰分
1.6g (生ニンニク可食部100g内)

◆微量栄養素◆
にんにくの微量栄養素は、「無いものは全く入っていない。入ってるものは食べ物でベストワンかベスト10入りするぐらいギッチリ入っている」のが特徴です。

カリウム   
720mg  (生ニンニク可食部100g内)
ナトリウム排泄を促進、降圧作用、筋肉の収縮運動の調整
不足すると・・・・疲れやすく、高血圧や不整脈の原因に

カルシウム   
15mg  (生ニンニク可食部100g内)
骨、血管、神経の強化、糖尿病予防、免疫力強化、神経の沈静


1,0mg (生ニンニク可食部100g内)
ヘモグロビンの構成成分、体内への酸素運搬、
※非ヘム型のためビタミンCと供に取るのが望ましい
 
亜鉛  
1100μg (生ニンニク可食部100g内)
ホルモンの分泌改善、精子づくり活性、脳の成長促進、活性酵素除去、老化防止、抗酸化作用、すい臓におけるインシュリン生産。

亜鉛酵素として、アミノ酸からたんぱく質合成(体作り)、精神障害治療

欠乏症に味覚障害、インシュリン不足、成長障害、生殖機能減退、前立腺肥大、神経過敏、肌あれ、脱毛、アトピー性疾患など

リン
200mg (生ニンニク可食部100g内)
カルシウムと結びついて丈夫な骨や歯をつくる。体の中のほとんどすべての生理学的反応に関わる。

ゲルマニウム
(有機ゲルマニウム) 抗ガン作用、疲労回復、持久力増加
サルノコシカケに次ぐ含有量、臓器にくまなく酸素を運搬し細胞を活性化、体内から有害な毒素や老廃物を連れ出し、排出する。

セレン(セレニウム)
抗酸化作用(老化防止)、活性酸素除去、重金属無害化、ビタミンE、Cの同時摂取で発がん防止
精力増強(精子の材料)

ビタミンB1   
0.21mg (生ニンニク可食部100g内)
糖代謝に必須なビタミン。脳の神経物質の分泌を促。
性ホルモンを分泌する器官を刺激して、性腺刺激ホルモンの分泌を活性
→男性なら精子を作る機能増強、
→女性なら更年期障害を改善。

水溶性で熱に弱く、摂取がむずかしいがニンニクのアリシンと結びついて活性型持続性ビタミン(アリチアミン)として吸収しやすく、体内保留も効くようになる。

ビタミンB2
0.11mg (生ニンニク可食部100g内)
細胞の再生や成長を促進、脂質の代謝を促進、糖質の代謝にも関係、粘膜を保護。

不足すると脂質の代謝がスムーズにいかない。口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎なども

ナイアシン(ビタミンB3)ニコチン酸
0.9mg (生ニンニク可食部100g内)
酸化還元酵素として体内に存在し細胞の活性に関与。性ホルモンの合成に関与、神経系・脳神経系の機能に関与。精神機能の健康維持にも必須。コレステロールや中性脂肪を下げる

不足すると疲れやすい・無気力、口舌炎、皮膚炎、神経症、胃腸病、ペラグラ(皮膚病の一種)

ビタミンB6(ピリドキシン)
1.68mg (生ニンニク可食部100g内)

アミノ酸代謝に関与。つわりに有効とも。

不足すると・・・貧血、神経過敏症、かぶれ、にきび、皮膚炎、虫歯ができやすい、先端疼痛症、浮腫

アリシンorアリチアミンと体内で出会うと結合し、膵臓の働きを活性化しインシュリンの分泌を促す。

葉酸   
120μg (生ニンニク可食部100g内)

たんぱく質の代謝を補助。
糖とアミノ酸を使用するのに不可欠。
胃腸や口の粘膜を保護。
妊娠一ヶ月前から3ヶ月の間、葉酸を大目に摂れば赤ちゃんの 二分脊椎などの発症リスクが減るという見地から、厚生労働省は妊娠前から女性に葉酸を含む食品・栄養補助食品の活用を促しています。 ただし、胎児の中枢神経系はごく初期に形成されるため、妊娠に気づいてからでは間に合わず、日常から不足なく摂取することが望ましいようです。

不足すると・・・口内炎、貧血、出血傾向の病気に対する抵抗減少、下痢

ビタミンC   
19mg (生ニンニク可食部100g内)
いわずと知れたビタミンC

◆脂溶性イオウ化合物◆
油脂に溶ける性質を持った、にんにく特有の成分です。
油脂に解けた後、加熱される事ではじめて出来る物質もあります。

アリシン
ニンニク内のアイリンという無臭成分とアリイナーゼという酵素が細胞膜が破壊されたときに反応してできるニオイの元。

抗菌作用、風邪・食中毒・伝染病予防、血小板抑制作用、ホルモンバランス調整

中性脂肪がコレステロールに合成されるのを抑え、血中コレステロールを減らす。
血管拡張作用で血行をよくする。

アリチアミン
アリシンとビタミンB1がくっついて出来る。

働きはビタミンB1と同じだが、消化吸収が圧倒的に優れていること、体内での保管が効いて必要な時まで備えが効くこと、腸内のアノイリナーゼ菌によるビタミンB1阻害の影響を受けないことなど、長所が多い。

ビタミンB1の【活性型持続型ビタミン】と呼ばれる。

アホエン
アリシンと油脂を50~80℃ほどで加熱することによって出来る無臭成分

抗菌作用、抗原虫作用、抗酸化作用、血小板抑制作用 、抗血栓作用、がん予防、ピロリ菌抗菌作用、
脂質の消化を抑制し、中性脂肪とコレステロール血中濃度を下げる働き
肝臓保護作用、痴呆症予防

アリルスルフィド類
ジアリルスルフィド
ジアリルジスルフィド
ジメチルジスルフィド等

アリシンが分解して出来るイオウ化合物、ニンニク特有のニオイの元

食欲増進、抗菌作用、抗原虫作用、血小板抑制作用 、抗血栓作用、抗酸化作用、がん予防、重金属中毒予防
冷え性・しもやけ・インポテンツの予防

脂質アリシン
アリシンが脂質(油分)と結合して出来る。

血行をよくし、血液をきれいに。赤血球を増やす、酸素を体全体に行き渡らせ、細胞をリフレッシュする。

細胞の老化防止、抗酸化作用、美肌効果に効用がある。
動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞の予防に効果がある。

メチルアリル
トリス ルフィド(MATS) 血小板抑制作用
トロンポキサンA2(血小板凝集作用)の発生を抑え、心臓病や脳卒中の原因になるような大きな血栓の発生を防ぐ。

◆配糖体◆
にんにくにしか含まれない特有の有効成分です。

スコルジニン
無臭のニンニク配糖体
滋養強壮、食欲増進、抹消血管拡張作用、血圧降下作用、抗神経痛作用、抗酸化作用、脳活性、抗更年期障害、がん予防、コレステロール値低下作用

酸化還元作用で栄養を完全に燃焼
体内器官の活性
アレルゲンやその他の有害物質の解毒作用

◆水溶性イオウ化合物◆
水に溶ける性質を持ったにんにく特有の成分です。
数年の熟成で、はじめて手に入ります。最強のにんにく有効成分です。

S-アリルシステイン(S-アリルメルカプトシステイン)
強い抗酸化作用により血中LDL(悪玉コレステロール)を抑制・除去する。

がん予防、高血圧改善、アルツハイマー予防、動脈硬化予防、心臓疾患予防、
世の中で唯一、神経細胞の寿命を延ばし、樹状突起(シナプス)を伸ばす特性を持つ。
(熟成乾燥にんにくだけに含まれています)

◆アミノ酸◆
アミノ酸の中で、特に他の食品にくらべて含有量が多いアミノ酸をとりあげました。

リジン   
290mg (生ニンニク可食部100g内)
必須アミノ酸(体内で生成されないため食物から摂らなければならないアミノ酸)

糖質の代謝促進や体組織・カルシウム吸収促進

精子の材料、女性の受胎能力を高める

メチオニン
必須アミノ酸(体内で生成されないため食物から摂らなければならないアミノ酸)

ニンニク、ニラ、ネギ、玉ネギ等に多量に含まれている。
解毒作用が強い栄養素。
生体内でにんにくの特有成分で活性化され、S-アデノシルメチオニンと言う活性メチオニンになる。
肝脂肪の代謝を促進し、脂肪肝を予防し、肝機能を高め、血液をさらさらにし、 体内の解毒作用を促進する。
ヒスタミンの血中濃度を下げる。
ヒスタミン:外因に対してかゆみや痛みを引き起こす因子。
肝臓自体の主要成分

S-アデノシルメチオニン
メチオニンが生体内で変化したもので、ニンニク由来の特有成分そのものも含まれている。 その効力は、メチオニンの約10倍。

アルギニン酸   
1,300mg (生ニンニク可食部100g内)
準必須アミノ酸(体内でも生成されるが、特に重要な働きをする為食品による摂取が推奨されるアミノ酸)

強壮作用、筋肉正常化作用、成長ホルモン促進作用
男性生殖細胞の80%を構成

アスパラギン酸   
630mg (生ニンニク可食部100g内)
準必須アミノ酸

体内の老廃物の処理
肝機能の促進
疲労回復

皮膚に対して代謝賦活作用(代謝を活発にさせる作用)があるため、医薬品のほか化粧品にもひろく含有されています。
クレアチン 筋肉の瞬発力に関与

◆糖たんぱく◆にんにくにしか含まれない成分です。

ニンニクレクチン
糖たんぱく
ニンニク中のたんぱく質と糖は、多くこの状態で存在しています。ある意味、ニンニクの主成分。
ガン予防
全身の免疫力強化、アレルギー改善

◆その他◆
にんにくにしか含まれない成分です。

S-S結合
サチヴァミン複合体特有成分。
ビタミンの体内留保作用があり、持続的にしかも重層的に作用し、疲労回復や食欲増進、伝染病に対する抵抗力の増大効果はビタミンB 1を上回る働きをします。

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